シンプルな操作感で画面録画と動画編集ができるDemoCreator(デモクリエイター)についてレビューします。
実際に動画を録画してみて、編集機能が強いと言われる当ソフトで動画編集もしてみました。
DemoCreatorを作っている会社は、Filmoraという動画編集ソフトを作っていてこの手の画面録画ソフトの中では動画編集が得意なソフトでした。
デモクリエイターはどんな人におすすめのソフト？
デモクリエイターを利用するのにおすすめなユーザーは、
- ゲーム実況する人（LIVE配信後のアーカイブ作成）
- 自分用に画面キャプチャをよくする人
- コンサルやコーチング用に教育、セミナーの録画と編集する人
になります。
ゲーム実況の録画をYoutubeにあげたい時にちょっと編集したり、Vimeoなどでオンラインセミナーをした後にテロップを付けて再配信したい場合などにもおすすめですね。
録画から編集まで一通りでき、動画編集がしっかりできるのがDemoCreatorの大きな特徴です。
特筆すべき機能について
AI顔認識がすごい！
AIが顔を認識してくれてグリーンスクリーンがないのに使ったようなエフェクトをしてくれます。
これはオンラインミーティングでよく使われるZOOMやTEAMSなどで背景を変えたりする機能がありますが、同じようなことがこのソフトでできます。
Youtubeのフリー動画を適当に録画してAI顔認識させてみました。この価格帯のソフトで優秀ですね。前半はオリジナル、後半は顔認識させてみました。
プレゼンテーションやセミナー動画などでも活躍しそうな機能です！
エフェクトがすごい！
動画編集の機能がかなり充実している印象です。Adobe PremiereやFilmora、Finalcut Proなどを利用してきた筆者ですが、普通に動画を作る分には十分すぎる機能があります。
上のサンプルを編集したときの画面です。画面遷移(トランジション)する瞬間ですね。
多機能な画面録画ができるソフトについている編集ソフトにもかかわらず、エフェクトパックを購入することができます。
費用は以下の通りかかってしまいますが、動画編集をよくする月だけサブスクリプションすることもできるので、あまり費用を掛けずに済みますね。
- 月額プラン 980円(税込)
- 3か月プラン 2380円(税込)
- 年間プラン 8,480円(税込)
動画編集専用ソフトだっけ？PC画面録画ソフトだっけ？って思うほど、動画編集機能が充実しています。
カーソルエフェクトも、オンラインセミナーやチュートリアル動画を作成するときに便利な機能だと思います。
画面録画の時にPC画面とWebカメラの両方を選択するとカーソルを強調する機能を使えます。
画面編集時にカーソルを下の動画のようにハイライトにしたり、拡大鏡のようにアップにすることもできます。よくYoutubeのチュートリアル動画などでも利用されている機能ですよね。
この動画ってどうやって作ってるの？難しいの？
と思った動画をあなたも簡単に作ることができます。
テキストやトランジションも豊富
ゲーム実況動画やセミナー動画にはテキスト入力はかかせませんよね。
そのテキスト入力用の素材が豊富に揃っているのも嬉しいです。トランジションも十分すぎるほど揃っています。
トランジションは動画同士のつながりのエフェクトのことです。トランジションを選んで動画に載せるだけなので本当に簡単にかっこいい動画を作ることができます。
ゲームに強い録画ソフト！
フレームレート120fpsで録画ができる
通常の動画は30fpsで作成されています。なんのこっちゃというと1秒間のコマの数です。
正直、私はゲームもゲーム実況もしませんが、ゲーム実況を配信される方はこのフレームレートが重要になってくると思うので、実際の画面をしっかり録画するためには120fps録画が重宝されると思います。
DemoCreator(デモクリエイター)の評判と使用感
デモクリエイターのレビュー記事をチェックしましたが、評判としては上々です。ただ、同じ会社のWondershareが出しているFilmolaとどっちを買えばいいか迷うというコメントが散見されました。
実際に筆者が使ってみた率直な感想
私は動画編集をAbobe Premiereでしているのですが、正直簡易的な動画編集ならばDemoCreatorで十分すぎるかも、という印象を受けました。
また、録画と編集画面の切り替えがかなりサクサクしていて、ストレスなりそうなところがかなり軽快でびっくりしました。
ちょっと気になったところでは、動画変換(コンバーター)機能はついていませんので、動画圧縮やたくさんのファイル形式に変換することはできません。
ただ、動画のサイズはHDサイズから4Kサイズ、320×240などの小さい動画にも変換ができます。エンコーダーはmp4かH.264を選択することができます。
DemoCreator(デモクリエイター)の価格や仕様について
無料版と有料版の違いについて
１．ウォーターマークが入っちゃう💦
ウォーターマークは透かしのことですね。無料版ではDemoCreatorの製品ロゴが書きだした動画に薄く入ってしまいます。
個人利用ならば良いですが無料版を使ってるなー、ってすぐわかるので公開するものは有料版をおすすめします。
２．録画時間が違う💦
無料版はPC画面録画が10分までです。
ちょっとした作業の録画に良いですが、しっかりしたチュートリアルやゲーム実況をするには物足りないと思いますので有料版をおすすめします。
３．モーションエフェクトとテキストエフェクトが４つだけ
モーションエフェクトとテキストエフェクトがそれぞれ４つずつのみ利用可能です。
もっといろいろなものをオシャレに表示したい！と思ったときはやはり無料版だと物足りなくなるでしょう。
４．無料版はAI顔認識がない💦
これの顔認識はいる・いらないが分かれそうですね。
WEBカメラを利用し、かつ背景を変更したい場合のみ欲しい機能だと思います。
価格については相場感あり！
価格は３つのプランが用意されています。
- １．年間プラン：3,580円(税込)で利用可能です。
- ２．永続プラン：7,460円(税込)で利用可能です。
- ３．年間プラン：エフェクトもセットで14,380円(税込)/年
で利用可能です。
どの動画録画・編集ソフトのこのあたりの金額がほとんどなのでDemoCreatorが特別安い、高いというのはありません。
ただ、セールをしていることが多いのがこの手のソフトウェアの特徴で、
- １．年間プラン：
3,580円(税込)→2,480円(税込) - ２．永続プラン：
7,460円(税込)→4,480円(税込) - ３．年間プラン(エフェクトもセット)：
14,380(税込)→ 9,980円(税込)/年
で購入することができます。(2021/12/20現在)
おすすめはやはり2番目の永続プランです。そこまで高くないソフトなので買いきっちゃって自由に使うのが良いと思います。
WindowsとMacにも対応
DemoCreatorはWindowとMacに対応しています。Macの最新CPUのM1にも対応しています。
ホームページ上でWindows版とMac版のページに切り替えて無料ダウンロードが可能です。
DemoCreator(デモクリエイター)の使い方について
実際の編集画面について
ソフトの実際の画面になります。
シンプルなメニュー画面でとても使いやすいです。
この画面は、録画をどのようにするか、動画編集するのかを選ぶ最初に表示されるメニューになります。
録画を選択すると、
- 録画の範囲・サイズ
- どの音声を録音するか、しないか
- どのマイクを録音するか、しないか
- 外部カメラを利用するか、しないか
を選び、赤い大きなRECを押して録画を開始することができます。わかりやすいですね^^
録画範囲は枠を好き内容にリサイズ・移動することで指定できます。
こちらは動画編集画面です。
録画を終了すると、そのまますぐ動画編集画面に移行することができます。もちろん、動画編集から起動して動画を読み込むこともできます。
動画編集の画面は、Filmoraとほぼ一緒です。またAdobe Premiereなどのような形式と似ていますね。動画編集をしたことがあるならば直感的にすぐ使用することができると思います。
動画を読み込んだタイムライン、そしてエフェクトの選択画面です。
エフェクトをビジュアルで選ぶことができ、そのエフェクトはタイムラインにドラッグアンドドロップで適用可能です。エフェクトの細かい設定は動画プレビューの右側のウィンドウでできます。
まとめ：
WondershareというFilmora(フィモーラ)などの人気ソフトを作っている会社の、PC画面録画＆動画編集ソフトのご紹介でした。
割引があると4-5000円程度で購入できるで非常にお買い得なソフトだと思います。動画配信が主流になってきているのでこの手のソフトを1本持っておくと非常に有意義なパソコンライフを送れると思います^^
特に、セミナー動画などを作ったり配信するコンサル、コーチなどの一人起業家の方にも非常におすすめですね。
公式ページを見る → DemoCreator(デモクリエイター)
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