ワードプレスのプラグイン(AccessPress Anonymous Post)を利用して、ログインせずに第3者がブログに記事を投稿できる方法を説明します。外注を利用している場合やBlog Postを依頼する場合に有効です。
記事の外注化で他社に記事を書いてもらいたいけれど、ユーザー登録まではせずに、指定したページから投稿できる方法です。
ユーザー登録してあなたのwordpressにログインして投稿してもらう場合は下記の記事をご参考ください。
サイトにログインせずに第3者が記事を投稿できる方法
今回は、プラグインを利用する方法をご説明します。
外注さんに記事作成を依頼した場合などに有効な方法となります。この機能を提供するプラグインは多数ありますが、なかでも使いやすいかな、と思ったものをご紹介いたします。
プラグインAccessPress Anonymous Postをインストールする
まずは、【AccessPress Anonymous Post】というプラグインをインストールしましょう。
このプラグインは基本英語になりますが、拒否反応を出さずに、 使い方は難しくありませんので、以下で解説する通りに進めていけば利用できますのでご安心ください。
また【AccessPress Anonymous Post Pro】という有料アップグレード版も提供されていますが、無料版でも十分利用できますので、無料版で説明致します。
記事を投稿するページを作ろう
まずは、外注さんや他の方が、投稿するページを作ってあげます。
メニュー>固定ページ>新規追加
で、いつものように固定ページを作成するようにページを作成します。
タイトルは何でも大丈夫です。
例えば、あるひとりだけに教えるページであれば、「〇〇さん専用投稿ページ」という名前にしても良いです。
記事欄には、
[ap-form]
を貼りつけるだけです。
するとこのように表示されるようになります。
思ったよりも簡単に記事を書いてもらうスペースができましたね^^
一般設定(general setting)をしよう
さて、投稿してもらう上で、細かい設定をしていきます。
上に7つのタブがあります。今回使うのは、左から二つだけ、「General Settings」と「Form Settings」になります。
フォームのタイトルや、記事を公開までさせるか、下書き止まりにするか、画像もアップロードできるようにするか、など決めることができます。
Form Title : フォームのタイトルをつけます。固定ページのタイトルもあるので空欄でも問題ないです。Post Publish Status :Publish(公開)、Pending(承認待ち)、Draft(下書き)、Private(非公開)を設定できます。Admin Notification :記事が投稿されたら管理者に通知が行くようにします。Allow Media Uploads :チェックすることで、メディアファイルをアップロードできる権限を与えることができます。チェックを外すとボタンが表示されません。Check Login, Login message , Login link text :ユーザーのログイン機能ですが、うまく動作しなかったので利用しないで、記事後半に記載する方法を使うようにしましょう。Assign Author :こちらもユーザー登録しないといけませんので割愛します。Plugin Styles :プラグイン独自のCSSではなくて、ご自身のCSSを利用してフォームを作りたい場合は、チェックをはずします。Redirect URL :投稿が完了したら遷移するページを指定します。例えば、固定ページで「投稿完了、ありがとうございました」というページに飛ばすこともできます。もしも指定しなければ、ページは移動されず、下のメッセージがフォームの上に表示されます。Post Submission Message :投稿が完了して、上のRedirect URLを指定しない場合は、フォームの上側にメッセージを表示できます。この文言を指定します。Form Title : フォームのタイトルをつけます。固定ページのタイトルもあるので空欄でも問題ないです。Post Publish Status :Publish(公開)、Pending(承認待ち)、Draft(下書き)、Private(非公開)を設定できます。Admin Notification :記事が投稿されたら管理者に通知が行くようにします。Allow Media Uploads :チェックすることで、メディアファイルをアップロードできる権限を与えることができます。チェックを外すとボタンが表示されません。Check Login, Login message , Login link text :ユーザーのログイン機能ですが、うまく動作しなかったので利用しないで、記事後半に記載する方法を使うようにしましょう。Assign Author :こちらもユーザー登録しないといけませんので割愛します。Plugin Styles :プラグイン独自のCSSではなくて、ご自身のCSSを利用してフォームを作りたい場合は、チェックをはずします。Redirect URL :投稿が完了したら遷移するページを指定します。例えば、固定ページで「投稿完了、ありがとうございました」というページに飛ばすこともできます。もしも指定しなければ、ページは移動されず、下のメッセージがフォームの上に表示されます。Post Submission Message :投稿が完了して、上のRedirect URLを指定しない場合は、フォームの上側にメッセージを表示できます。この文言を指定します。
Draft(下書き)で投稿されたものは、投稿一覧では下記の画像の通りに表示されます。
投稿フォーム設定(form setting)をしよう
記事を投稿する時に必要な入力フォームを選択します。チェックを付ける/外すだけで済みますので非常に簡単です。
各項目で、以下2つをON・OFFにします。
Post Title : 記事のタイトル(必須でしょう)Post Content : 記事の内容(必須でしょう)Post Exerpt : 記事の抜粋(これはチェック外して良いと思います)Post image :記事のアイキャッチ画像(これはチェック外して良いと思います)Author Name : 投稿者の名前(Blog Postでなければ必要ないと思います)Ahthor URL : 投稿者のURL(Blog Postでなければ必要ないと思います)Author Email :投稿者のメールアドレス(Blog Postでなければ必要ないと思います)Post Category :投稿のカテゴリ(これはあってよいと思います)Post Tags :投稿のタグ(これは運営サイトと投稿者次第です)Post Title :記事のタイトル(必須でしょう)Post Content :記事の内容(必須でしょう)Post Exerpt :記事の抜粋(これはチェック外して良いと思います)Post image :記事のアイキャッチ画像(これはチェック外して良いと思います)Author Name :投稿者の名前(Blog Postでなければ必要ないと思います)Ahthor URL :投稿者のURL(Blog Postでなければ必要ないと思います)Author Email :投稿者のメールアドレス(Blog Postでなければ必要ないと思います)Post Category :投稿のカテゴリ(これはあってよいと思います)Post Tags :投稿のタグ(これは運営サイトと投稿者次第です)
Post Categories : 表示しておくカテゴリを選択します。Post Content Editor Type :Simple text box、Rich text editor, Visual editor, HTML editorの4つから選びます。基本のワードプレスの投稿画面のようにしたい場合は、Visual editorを選ぶと良い です。Simple text boxは文字装飾などができないメモ帳のようなスタイルです。Post Categories : 表示しておくカテゴリを選択します。Post Content Editor Type :Simple text box、Rich text editor, Visual editor, HTML editorの4つから選びます。基本のワードプレスの投稿画面のようにしたい場合は、Visual editorを選ぶと良い です。Simple text boxは文字装飾などができないメモ帳のようなスタイルです。
次に、フォームのラベルを指定します。デフォルトは英文になっていますので、日本語に変えてあげましょう。下記は参考にサンプルを記載します。
Post Title :タイトルPost Content :記事内容Post Excerpt :記事抜粋Post Image : アイキャッチ画像Post Category : カテゴリPost Tags :タグAuthor Name :投稿者名Author URL :投稿者HPAuthor Email :メールアドレスSubmit Button :送信ボタンPost Title :タイトルPost Content :記事内容Post Excerpt :記事抜粋Post Image : アイキャッチ画像Post Category : カテゴリPost Tags :タグAuthor Name :投稿者名Author URL :投稿者HPAuthor Email :メールアドレスSubmit Button :送信ボタン
投稿ページはパスワードでロックしよう
プラグインのログイン機能はうまく動作しなかったのと、結局ユーザーを登録しなければいけないので、投稿ページ自体にパスワードをかけましょう!!
ページのURLを複雑にすれば、容易にページにはたどり着けないと思いますが、どんなユーザーがいるかわからないのがネットの世界なので、ページはロックしておきましょう。
ロック方法は簡単です。
パスワード保護するとページは下記のように表示されます。パスワード欄にパスワードを入力すると、本来表示される内容が表示されるようになります。
めちゃくちゃ簡単ですよね♪ 何かメルマガ読者だけに見せたいとか、制限を掛けたい時にすぐでき方法になりますので、覚えておくとよいと思います^^
新しい投稿があればメールが届く!
このように新しい投稿があれば、メールが通知されるようになっています。
あなたのサイト名からメールが届きます
New Post Submission – via AccessPress Anonymous Post と、AccessPress Anonymous Post経由で新しい投稿があったと知らせてくれます。
もしも承認が必要な場合は、メール記載のアドレスから飛んで承認作業(公開)に移ることもできます。
Premiumバージョンでできること
読者さんからご質問をいただきました。 その質問は、カテゴリを複数選択したいということです。
ブログを運営していると1つの記事が2つのカテゴリに属することもありますよね。
今回の質問は、無料バージョンだと1つのカテゴリしか選べませんが、Premiumの有料バージョンを買えばできるようになる? ということでした。
結論から言うと、Premiumを購入するとカテゴリを複数選択することができます。 スクリーンショットをもらいましたので掲載いたします。
Multiple Selectにチェックをいれるだけ ですね。
外注さんメインでブログを動かそうとしたときに、Premiumバージョンはかなりおすすめです。
画像なども複数選べますし、ドラッグ&ドロップも利用できたりエディターの進化がすごいです。Gutenbergのエディタも非常に優秀なので、 AccessPress Anonymous Postでも入力しやすい環境を提供したいですよね。
AccessPress Anonymous Postまとめ
【AccessPress Anonymous Post】というプラグインを利用して、非常に簡単にフォームとページを作成して、ログインせずに第3者に投稿してもらうことができます。
外注さんを雇っているけど、ワードプレスの中までは入ってほしくないなぁー、ユーザー登録をいちいちするのがちょっと面倒だなぁーと感じる時は、手っ取り早い方法だと思います。
海外では主流のBlog Post(他者のサイトに自分の記事を載せてもらうこと)をもしもやる場合にも有効な方法 です。
例えば、サイドバーなどに「あなたの記事を当ホームページに載せてみませんか?」という案内を出して、Blog Postの募集を促し、テーマと書く内容がマッチしたら、このプラグインで作ったページから投稿してもらうのもGood idea ですね!
双方のユーザーの流入も見込めるのでSEO的にも良いですが、日本では一般的ではないのが残念です。当ホームページLaptopreneurではあなたの自信のBlog Postをお待ちしておりますよ。
有益情報も流しているのでツイッターもぜひフォローお願いします。
はじめまして。
フロントエンドから記事投稿できるプラグインを探していたところ、
この記事を見つけ、参考にさせてもらいました。
とても詳しく書かれており、大変参考になりました。
1つ質問ですが、
記事投稿の祭、複数のカテゴリー選択をしたいのですが、
このプラグインの無料版では設定ができないものでしょうか?
有料版を使っていないのでわからないのですが、
有料版を購入すると、複数のカテゴリ選択ができるのでしょうか?
公式サイトではできるデモサイトを見つけました。
ご存じでしたら、ご教授頂けると助かります。
よろしくお願い致します。
ありちゃんさん、
当サイト、また記事をご参考くださって誠にありがとうございます。
少しでも役にあったようでコメントとても嬉しいです。
複数カテゴリーについてですが、プラグインのソースコードを見ましたが、1つのみの選択になっています。
コードを少しいじれば複数選択もできるようにできそうですが、そこまではサポート範囲外ですのですみません。
プレミアムverは投稿がもっと便利になりそうですので、買われてしまうのが良いかもしれませんね。
念のため、今、プラグイン作成者へ問い合わせしてみています。
回答があったらまたご連絡させていただきますね。
プラグイン作者から回答をもらいましたが、カテゴリの複数選択はフォームを作成する段階で可能とのことです。
記事にも詳細追記させていただきます。