「VideoProc Vlogger」の使い方第5弾です。 動画の色合いを変更する方法になります。ぼやっとした動画でも映えな動画に一気に早変わりさせる方法です。
無料動画ソフトとは思えないほど色・カラー変更の設定が揃っています。プリセットと言われていますね。
動画の色を変えて映えた動画に変更しよう
Videoproc Vloggerはたくさんの色を用意してくれています。
ちょっと曇り空の日のくすんだ動画でも、おぉー??と思ってしまうくらいキレイな動画に変えることができます!
1. カラーを選ぶ
色を変えたい動画を選びタイムラインの上のメニューから「カラー」を選びます。
カラー設定するウィンドウが開きます。
プリセットから選ぶ
左側には、
- 日常
- ポートレート
- 風景
- お気に入り
のタブがあります。かなりたくさんの色のプリセットが揃っています。
このプリセットから選ぶだけでも問題ないです。
細かく設定する
右側には、
- 色温度
- 色合い
- 露光
- コントラスト
- 彩度
- ハイライト
- シャドウ
- ホワイト
- ブラック
- LUT強度
- シャープ
- HSL
- ピネット
と細かい設定ができる項目があります。無限に違う色合いを作ることができます。
いろいろいじって好みの設定を探すのも動画編集の楽しみ方です!
色だけでなくピネットで動画の周りをぼかすこともできます。ぼかした動画は後半のサンプルで!
何度でも言いますが、無料でこのカラー設定ができるの!?って思いますね。
色を変えるだけで一気にカッコいいVlog風にもできるし、温かい雰囲気にもできます!
2. 3D LUTも読み込むことができる
パソコンにある3D LUTファイルも読み込むことができます。
3D LUTファイルとは?
まず3D LUTファイルとは、3D Look Up Tableの略です。
定義は他サイトからお借りしますが以下の言葉で定義されています。なんのこっちゃ、難しいですね。
RGB三原色を入力値として、ある決まった配列と補正式に従い数値を変換して出力する仕組みです
動画は様々な撮影機器が使われることもありますが、計算を用いたアルゴリズムである3D LUTファイルを利用することで、どんな機器に対しても同じカラー変更(カラーグレーディングと言います)をすることができます。
3D LUTファイルの読み込み方
左側のプリセットの一番下に「+追加 ローカル3D LUTファイルを追加」を選択します。
ソニーのこちらのサイトからS-Gamut/S-Log2(LUTファイル)をもらってきて読み込んでみました。
以下の画像のようにプリセットが追加されましたね。
前半動画に読み込んだLUTファイルを適用してみました。サンプルで見てみてください。
サンプルを作ってみた
前半動画には色設定無し、後半の動画にだけ色設定とピネットで周りをぼかしてみた動画です。
たったこれだけで何か夢の世界に?入ったようですね。
前半部分に、3D LUTを適用した動画です。上の動画と一緒に比較してみてください。
まとめ:
Videoproc Vloggerのカラーグレーディングについて紹介しました。
動画の途中で色を変更するという高機能はありませんが、世界観を変えることができるプリセットが揃っていますので十分でしょう。
冷たい動画、温かい動画、シネマティック風、レトロなどいろいろな動画があるので、映画や好きなVlogなどを見ながらお気に入りのカラーを見つけてみましょう^^
これが無料!いい時代!(何度でも言います!)
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