インストールソフトが必要なくブラウザ上で動画編集ができるFlexclipの使い方とレビューをします。本格的な動画を作りたいならAdobe Premiere Proなどが必要ですが、Youtube動画を作ったり、思い出ビデオ、チュートリアル動画などを作るにはFlexclipで十分ですね。
ブラウザで編集できる便利さっていいですね。
あまり重い動画は難しいですが簡単な編集には非常におすすめです。
Flexclipって何が便利??
ブラウザ上で動画編集ができる(アプリとも同期)
Flexclipの最大の特徴は「ブラウザで動画編集ができる」ということに尽きます。Premiere ProやFinal Cut、Video Directなどいろいろな動画ソフトがありますが、インストールソフトが必要なものがほとんどです。
Flexclipはブラウザで、「結構そこそこな動画編集ができちゃう」ということが強みです。
ブラウザで編集もできますが、アプリケーションもインストールすることができます。ブラウザで作ったプロジェクトをアプリで開くと同期されてアプリ上でも編集が可能です。
例えば、外出先のPCブラウザで編集して、家に帰って自分のアプリで開けば続きから作業ができるという便利な機能です。使い勝手もほぼ一緒です。
最近日本でも人気が出てきているChromebookにもおすすめですね!Chromebookで編集しものを、Windows・Macで編集することも、そのまた逆もできるので場所を選ばず動画編集が可能になります。
テンプレートから作成が可能
Flexclipは豊富なテンプレートが揃っていて、ゼロから作る必要がありません。
テキスト内容を編集して、動画を差し替えたり、テンプレートのテキストをコピーして貼り付けることもできます。
切り貼りするだけで、そこそこいい感じの動画ができてしまいます。
Flexclipの使い方について
Flixclipの使い方は難しくありません。
動画のドラック&ドロップ、ストーリーの作成、テキストや動画の調整、音楽の追加、書き出しといった形で、操作は非常に簡単です。
まずは日本語化
日本語が表示されていなかったら、上部にある言語変更で日本語にすることができます。
これで日本語化ができました。
基本はストーリーを作成していく
編集画面下部に「ストーリー」というものがあり、動画を繋げならストーリーを作っていくのがFlexclipの特徴です。
他のソフトだとタイムラインでレイヤーを作っていきますが、Flexclipにはその概念はありません。
動画の取り込み(ドラッグ&ドロップ)
動画を読み込みます。フォルダからドラッグ&ドロップで取り込むことができるので簡単です。
「メディアを追加」という部分に動画を取り込んでみましょう。
動画のストックメディアが豊富!
撮影動画を利用することも可能ですし、Flexclipにあるテンプレート動画を利用することも可能で、その数も豊富です。
このプロ仕様の動画を上手に利用することでクオリティ高い動画を作成することが可能です。
動画のトリミング
動画の必要部分を切り取ります。これをトリミングと言いますが、マウスカーソルを動かして必要部分の範囲を選び、トリミングをクリックします。
気になるトランジションは?
動画の切り替わりをオシャレにするトランジションは動画と動画の間にあるアイコンをクリックすると簡単に追加することができます。
まずはストーリーを作ってから最後にトランジションを追加するのが順番としておすすめです。
トランジションは全部で65種類あります。
十分なトランジションは揃っています。動画に合ったトランジションを選ぶようにしましょう。
音の追加する
左のメニューに音楽があるのでこちらをクリックし、動画と同じようにドラッグ&ドロップして追加しましょう。
動画と同じようにストックミュージックに豊富な素材がありますので非常に便利です。
動画のプレビューをする
できあがってきた動画をプレビューしてみましょう。
ストーリーの動画の左にある矢印ボタンで動画のプレビューができます。
このプレビューではトランジションが表示されない場合がありますが(ネット環境とPCスペックによる)、書きだしたときにはちゃんとできていますので、あまり気にしないようにしましょう。
動画がOKならばエクスポートをクリックして動画を保存していきます。
動画サイズを選ぶ
エクスポートをする動画サイズを選択します。
- 480P
- 720P
- 1080P
の3種類から選びます。高画質が良ければ1080Pを選ぶようにしましょう。スマホでのみ閲覧ならば480Pでも大丈夫です。
書き出しには数分から数十分かかるのでゆっくり待ちましょう。
書き出しが終わると自動でダウンロードされます。ダウンロードフォルダに保存されているので確認してみましょう。
そのままYoutubeにアップロードしたりDropboxに保存することも可能です。
動画サンプル
ものの数クリックで作った動画ですがこんな感じで作成することができました。
Flexclipのおすすめポイントについて
Flexclipの特徴としては以下の4点が挙げられています。
- オンラインベースのプラットフォームと使いやすいダイナミックテキスト、オーバーレイ、ウィジェット、ロゴなどに関する豊富なアニメーション要素。
- 数百万のロイヤリティフリーメディアリソース。
- ビデオと音楽のトリミング、画像の調整、アスペクト比の変更、またはエフェクト、ナレーション、透かしの追加のための包括的で強力なビデオ編集ツール。
- 内蔵スクリーン/ウェブカメラレコーダー。
上の説明では挙げていませんが、画面録画やカメラを使って録画する機能もついています。ウェブブラウザで動くのにもりもりですよね。
どんなユーザーに向いている?
Premiere Proのような細かい設定はできませんが、十分すぎる機能がついています。動画初心者や高度な編集をしないYoutuberの方にもお勧めできると思います。
1番であげられているオンラインベースというのがFlexclipの特徴の一番のポイントだと思いますね。ノマドワーカーや複数PCを利用している人にもおすすめです。
- 凝りに凝った動画を作らない人
- 駆け出しのYoutuber
- テンプレートで簡単に作りたい人
- フリー音楽素材を求めている人
- Chromebookで動画編集をしたい人
- 複数PCで同じ動画をいつでもどこでも編集したい人
Youtuberにもおすすめです。
Youtubeにも使えそうな素材が送付です。チャンネル登録してねのようにSubscribeやGoodのアイコンなど揃っています。
Flexclipの有料版は必要?
はい、これは必要だと思います。
無料で使用することもできますが、480Pの画質で動画の長さが1分というのはちょっと痛いですね。
1080Pの動画を書きだすことができ、10分の動画まで作れるプラスプランがおすすめです。動画の長さは10分を何個も作って別のソフトで結合すればよいので・・・。余裕があれば、ビジネスプランも良いですね。
Premiere Proの月額が1,680円/月になるので、ビジネスプランだとPremiere Proを使うことができちゃいますね。プラスプランあたりがおすすめです。
まとめ:どこでもいつでも動画編集環境を
私は普段はPremiere ProをWindowsで使っているユーザーです。またちょっと昔ですが、Final CutやMotion、After Effectsも使ったことがあります。
やはり高度の動画を作るとなるとAdobe製品などがほしくなりますが、いろいろ使ったことがあるユーザーである私の印象としては、「結構使える」です。
また、ブラウザで編集ができるという特徴は大きいですね。
ブラウザで使っていてアプリを開いたら同じ動画が編集できたことはちょっと感動でした。
Windowsのノートで編集し、家のiMacでも全く同じインターフェースで同じ動画を編集できるってインストールソフトの場合はなかなかそうはいきません。
無料版は1分だけですが、まず使ってみるのもおすすめですよ。使いやすかったらぜひプラスプランにアップグレードしてみてください。
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