ワードプレスで一時的なユーザーを簡単に作成して、他人にサイトのチェックをしてもらったり、他者にブログを投稿してもらったり、期限を決めてログインできるようにするプラグイン「Temporary Login Without Password」について紹介します。
WordPressのユーザーを登録すればログイン権限は付与できますが、そこまでじゃない”ちょっとだけログインしてみてほしい!”という時に重宝するプラグインです。
プラグインの名前にwithout passwordとあるようにパスワードなしで、ランダム化された特別なURLを発行して、直接本人にそのURLを教えてログインしてもらうようにします。
こんなことをしたい人におすすめです。
Temporary Login Without Passwordについて
名前の通り、簡単に「パスワードなしの一時的なログイン」を有効にするプラグインです。
ダウンロードはこちら ⇒ Temporary Login Without Password
WordPressのメニューのプラグインから新規追加で、Temporary Login Without Passwordを打ち込むと以下のように結果がでますので、今すぐインストール&有効化をしましょう。
私は、使っているテーマに不具合があってサイトを直接チェックしてもらう時に、このプラグインを利用しています。
普通にワードプレスユーザーを作成すると、ユーザー名、パスワードを作成してそれをメールで知らせないといけないんですよね。その後自動で消滅させるユーザーならもっと簡易でいいんじゃないかと思うわけです。もちろん、サイトの共同運営者などは消滅しないので、ユーザーを作ってあげるべきですよん。
Temporary Login Without Passwordの使い方
使い方は難しくありません!以下の3ステップです。
細かく見ていきましょう。
ワードプレスのメニュー⇒ユーザー⇒Temporary Loginsをクリックします。すると以下のようなシンプルな設定画面になります。
“Create New”をクリックすると、以下のように入力画面が広がります。
・Email* (メールアドレスを入力します)
・First Name (名)
・Last Name (姓)
・Role (権限を、購読者・寄稿者・投稿者・編集者・管理者から選びます)
・Expiry (この一時的なログインURLの有効期間を選びます。最短作成から1時間になります)
・Language (言語を選びます。ログインする人が外国人ならその人の言語に設定します)
テンポラリーなログインを許可するプラグインなので、このテンポラリー(一時的な)をどれくらい設けるかしっかり選びましょう。
From Nowはユーザー作成から、After Accessはログインユーザーがアクセスしてからになります。
・One Hour
・Three Hours
・One Day
・Three Days
・One Week
・One Month
そしてCustom(カスタム)を選ぶと日付をしてすることができます。1年後も2年後も設定が可能です。
Submitをクリックすると以下のようにユーザーが作成されます。
一時的なログインリンクが作成されますので、このリンクを相手に教えてあげましょう。
例えば、外注さんに直接ワードプレスに投稿してほしい場合はその外注さんにこのURLを教えます。あるいは、テーマで不具合がありワードプレスが詳しい人に見てもらいたい場合、この一時的なログインが有効です。
作成したユーザーが一人ずつ表示され、
・その人の役割(Role)
・最後のログインがいつか(Last Logged in)
・Count(ログイン回数)
・Expiry(一時ログインの期間)
こちらが一覧できます。外注さん管理にも非常に便利だと思います。
以下の画像は寄稿者のユーザーがアクセスしたときの画面になります。ワードプレスのサイドメニューの数がだいぶ減っていると思います。
あわせて読みたい
【外注管理】ワードプレスで外注者の投稿する権限と機能を制限する方法
WordPressにもともとある機能で普通にユーザー作成することでも同様のことができます。ユーザーの役割については以下の記事もご覧になってください。
寄稿者として認定?されたユーザーは、他の記事の投稿を編集することはできませんので、既存の記事はクリックすることができません。外注さんに投稿済みの記事を触られたくない場合には便利です。
この記事を書いている間に1時間が過ぎてしまって、ExpirryがExpired(期限切れ)となってしまいました(笑)
もしもこのユーザーをまた有効(Activate)したかったら、カギマークをクリックすると1日、つまり24時間また有効にしてくれます。
・カギマーク → 有効期限を延長
・xマーク → ユーザーの削除
・鉛筆マーク → 編集(役割や名前などを変更できます)
・手紙マーク → ログインURLを送ります(環境によってはOutlookなどが起動します)
・クリップマーク → クリックするとログインリンクをコピーすることができます。
ここまで使いこなせればばっちりですね。
まとめ:
私の場合は海外テーマを基本的に使っているのですが、かなり突っ込んだことをテーマ作成会社に質問しました。するとログインして問題解決したいとのことがありましたので、このTemporary Login Without Passwordで一時的に私のWordpressに入ってもらって、いじくってもらったことがありました。
わざわざ永久的なユーザーを作るのも面倒ですし、ちょっと嫌ですよね。そんな時に重宝するプラグインになります。
外注のライターさんを雇ってブログを運営している人にも非常におすすめのプラグインになります。
以前、AccessPress Anonymous Postというプラグインを使用してユーザーにログインすらさせずにブログ投稿をしてもらう方法を紹介しましたが、このTemporary Login Without Passowordのほうが圧倒的に楽です。
最低1時間はアクセスできますので、もちろん信頼できる人にだけ使用することは大前提です。もしもログインもさせたくないなー、、、と思う時はAccessPress Anonymous Postのプラグインを試してみてください。投稿ページを作ることができるプラグインとなります。
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