2020年12月8日にWordpressのアップデートがあり、5.5から5.6にメジャーアップデートされました。より使いやすくなったWordpress5.6の変更点にについてご紹介します。
とくに新しいデフォルトテーマ2021が正式に追加されました^^ パステル基調でタイポグラフィの主張が強いミニマルテーマですね。
Twenty twenty one (2021)正式リリース!
WordPressの公式テーマ「Twenty twenty one」が正式にリリースされました。
このTwenty twenty oneで重視されている開発理念・背景以下の通りです。
- シンプルで速いサイト
- タイポグラフィ(文字)基調のデザイン
- 追加フォントが必要がない
- Child themeでのカスタムを容易に
- ティーチングツール(何かを教えること)、創作物の表現のためのテーマ
このような理念で開発がされたようです。
パステル調のカラーが基本のシンプルなサイトになっていますね。
最近はAppleのページなどのような1カラムでタイトル(コピー)の主張が強いサイトが主流になってきている気がしますね。両側サイドバーなどがありコンテンツの幅が狭いページは人気がありません。これはスマホの閲覧率が高いことにも影響していると思います。
個人的にはTwenty Seventeenあたりが一番好きでした。めちゃくちゃカスタマイズしましたよ^^; ブロガー的にはfifteenも良かったですね。
パステル基調のテーマカラー
デフォルトのカラーがパステルな色合いになっています。
もちろん好きな色に変更可能ですが、サンプル画像でもあるような、ちょっと美術的なゴッホやモネが似合うような、美術展って売っているポストカード的な雰囲気を感じさせるテーマですね。
作者がPinterestからもインスピレーションを受けていると言っていますので、なるほどという感じですね。
ブロックエディタがさらに進化
まだGutenbergのブロックエディタに慣れないからって、Classic Editorを使い続けていませんよね?
もしもまだわざわざプラグインを入れてクラシックエディタを・・というあなたは時代の波に乗れていません!!パソコンが登場した時に使えなかったおじさんと同じですよ!
ソーシャルボタンを追加できるようになった
有料テーマなどを使っていたら今更?!って思うかもしれませんが、SNSのボタンを追加できるようになりました。
やはり開発が海外ですので日本のLINEなどはDefaultではありませんね。もちろんはてぶなどもありません。やはりSuper Socializerプラグインの利用をおすすめします。
リストに色を付けることができるようになった
これ地味な強化ですが、なんでできないんだろうって前から思ってたんですよね。
プラグインを使っていたらお洒落なリストが作れるのですが、デフォルトリストだと色もつけられなくて、Custom CSSを追加していました。
- リストに
- 色が
- 付けられるように
- なったよ
- グラデーションの背景も
動画サムネイルにサブタイトルを入れられるようになった
画像はもともと機能がありましたが、動画にも文字を入れられるようになりました。
ブロックエディタのブロックの検索でパターンがカテゴライズされるようになりました。プルダウンメニューで選択できるようになりました。だいぶマイナーチェンジですけど少しずつ便利に。
現在動画録画中~!! この動画にサブタイトルを入れてみる。うん。
WordPress5.6の動画でタイトル入力ができる!
ブロックの要素の検索が賢くなった
今まではドンピシャで検索しないといけませんでしたが、類似ワードでも検索できるようになりました。
例えば、「画像」だったら、imgと打っても表示されていましたが、pictureと打つ場合は「画像」は見つかりませんとなってしまっていました。これが改善されています。picと打つだけで「画像」ブロックを表示してくれます。
エディタの初期設定ができるようになった
右上の縦3つの点々をクリックすると、最下部に「Preference(プリファレンス)」という項目が追加されました。
ここからエディタの表示項目の初期設定をすることができます。いつも使うライティングモードや、カテゴリーやタグ、抜粋の設定などの表示・非表示が可能です。
抜粋などを書かない人にはよりシンプルなエディタにすることができますね。
WordPressのアップデートを自動設定できるようになった
サーバー側で自動でアップデートされる機能もありますが、自分で通知が来たらアップデートするケースが多かったと思います。
WordPress5.6からはメジャーアップデートが来たら自動でアップデートしてくれるようにできます。今はプラグインも自動更新の設定ができるようになっていますね。
PHP 8に対応
2020年11月26日にリリースされたPHP8に早くも対応されてます。速度がどんどん早くなってきますね。ただサーバー側がまだ対応していないことが多いと思いますね。
まとめ
ざっとこんなところでしょうか。
他にも目に見えないアップデートや最適化は数えきれないほどされています。プラグインの対応もあると思いますので少しだけ時間をおいてからアップデートされるのが良いでしょう。
Twenty twenty oneから見る限りすごーくシンプルで高速化が重要視されている気がしますね。やはりスマホユーザーがあまりにも多いということに起因していると思います。
めちゃくちゃお洒落なテーマでもスマホで見たらそう大きく違いが感じられないからです。だったら、テキスト、画像が見やすく、パッと表示されたほうがいいですよね。
WordPressが登場したころから使っていますが、目覚ましい進化ですね!!!ホームページビルダー、Dreamweaver懐かしいですね。もう必要ありません。
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